FC2ブログ

Latest Entries

Home town

IMG_1675koko.jpg

今年5月にイギリスに行った時、日本に帰る為にガトウィック空港に向かう途中のバスの中で撮った写真です。

檻の中に閉じ込められているようで、

『きっとまた戻って来てね・・・!』

と真ん中の木が言っているようで、遠い所に家族を置いて旅立つ心境になり涙が出ました。





IMG_1078koko.jpg



IMG_1094koko.jpg


心の奥をかき乱すような気持ちになる所や人にあなたは何故会いに行かないのですか?と写真が訴えているようです。

何故そこにいかないの?

何故会いにいかないの?

手足も動かせて、ネットも使えるのに。




IMG_1102koko.jpg

命がけで教えを広めようとした先人達。




IMG_1130lplp.jpg

ケルトとキリスト教の融合のケルト十字。



IMG_1492koko.jpg

イギリスのサウサンプトンのホテルの窓から木が

『えらい快適な暮らしをしとるなぁ・・・ワシらの領土を奪って』

と恨めしそうに見えた写真です。




ま、植物は大阪弁を喋らないし、人間に恨みつらみを言わない崇高な心の持ち主ですが、私のイギリス滞在は至る所で木々達に対する申し訳なさが溢れる旅でした。


ロンドンで名物のロンドンバスにも乗りましたが、多くのオークの木の犠牲のもとに出来上がった都市だと思いました。



5月は、パブでイギリス王室の王子さんの結婚式の様子がテレビ中継されていて、それを見ながら昼食を取りました。

白人と黒人の人種の壁を破る大きな歴史的な瞬間でした。



でも、美味しい昼食を食べていても、美味しい紅茶を飲んでいても、ロンドンは大都市で淀川やセーヌ川と同じテムズ川があり、心から旅が楽しいとは思えませんでした。





厭世的な気分で過ごしたのではなく、またここに戻ってきてしないといけない事がある、と強く思いました。



よく解らないのですが、とても縁のある土地だという事です。
私にとってイギリスは。




そう思って半年間、ずっと個展の絵を描いていて、その個展の売り上げの一部を森林保護に寄付すると決めていたら、なんとウェールズに木を植える事が出来るようになりました。



ウェールズに住んでいらっしゃる方からの申し出で叶う事になり、ウェールズとの縁が出来、ものすごく私の心は喜んでいるのです。






何十年後も桜を愛でたり美味しい空気を吸っていたいので、その為の小さな一歩が叶いました。








師匠 (木) 、ありがとう。




好きを貫く

IMG_3027k.jpg

ロッテのチョコパイの箱の裏に切り取って遊べる動物がありました。
象がアジの開きのように平面的にプリントされていました。

その子供向けの懐かしさに大喜びで切り取って山折りなどをして象の形に仕上げました。

私は動物の中で象が一番好きなので、余計に嬉しくて、出来たものをパソコンの上に乗せたりして、午前中の家の店番時に密かに遊んでいました。




象は好きですが、ライオンやトラは好きではないのです。
(占星術の月星座は獅子座なのに・・・)


ついでに言うと猫も好きではないので、ネコ科の動物が苦手なのだと思います。
(猫アレルギーでもあります)






切り取った象を見ながらふと考え事をしました。



よく嫌いは好きで、似た者同士とか言います。

避けていたりすると

『それは自分の写し鏡だからですよ』

と知った風な言い方で言われたりして少しメンドクサイと感じたりもする時があります。




でも明らかに苦手で自分には合わないという写し鏡ではないパターンも存在します。


私はどうしてもキムチと納豆とヤギ肉や鹿肉や羊肉が食べれないので、

『いやいやそれは食べず嫌いでしょう』

とかよく言われるのですが、食べた事はあるのです。


食べた瞬間にそのものの匂いが鼻に突き刺さり、爆薬を飲み込んだような衝撃破が口と鼻を貫くのです。



イギリスの飲食店で出されたハギス料理や母の田舎の島で食べさせられた冷凍解凍したヤギの肉を思い出すだけで、味と匂いが蘇ってきてクラクラします。




ある人にとってはそれらもご馳走でしょう。


という事はやはり好きと嫌いや苦手は生きて行く上でとても重要な感覚だと思うのです。




キムチや納豆やヤギ肉を食べても死にはしませんが、それを私が受け付けないという事は何か味覚嗅覚に訴えかける思い出があるのだと思います。

皆が喜んで行く韓国のお店が立ち並ぶ鶴橋に降り立った瞬間、苦手な牛肉とキムチの匂いがして来て、気絶しそうになるのです。



香辛料のクミンも苦手で、前にParisに行った時にファラフェル屋さんで出されたファラフェルをかじった瞬間意識が朦朧となりました。



香りと記憶は絶妙なバランスで魂に訴えかける何かを持っていると思います。





そんなこんなで人は嫌いや苦手な事が往々にしてあるのだと思います。


10人友人がいてもその中で気が本当に合う人は1人か2人でしょう。




好きな人に会うと嬉しくなって、嫌いな人や苦手な人に会うと体調までもおかしくなります。


よく大人は

『好き嫌いしないで何でも食べましょう』

と言いますが、大人の私は死んでも食べれないものがあるので、それは言わないでおこうと思います。




好きなもの、好きな人、好きな場所、好きな食べ物、好きな雰囲気、好きな音楽、などなど、人生に困った時はそれを基準にしていたらなんとかなるのだと思います。





好き嫌いはあっても良いのだと私は思います。

無理して仲良しこよしのお付き合いをしてストレスで蕁麻疹や便秘や自律神経壊してしまっては元も子もないので。





自分のエネルギーを激しく消耗させるものは選ばず、どんどん自分が嬉しくなるものを選んで毎日楽しくてクタクタで寝床に付ける生活を私は続けたいです。


そんな事自分には無理!と思っている人は、その自分が出来ないであろう事をしている人の側に行けばいいのだと思います。


好きを貫くパワーはすごいからです。



私なんか、大好きなお風呂に入ると超ポジティブになります。

体が温まるとネガティブ思考が一掃されるのです。





面白い世の中です。




面白いと言えば・・・・・・

今日はいつものように午前中は店の店番をして、午後から額を買いに難波に行き、帰って来て買った額を作業場に置いて、ニトリに行きました。

その道すがら、吉野家の牛丼のお店の前を通りかかると、女子高生2人が中から

『あーもう今日はダルいわぁ・・・』

とか言いながら出て来ました。


まるで外回りのサラリーマンのような態度と言葉に思わず笑ってしまいました。



カフェじゃなく ここでいいのか 女子高生




ま、吉野家のバイト終わりだったのかもしれないですが・・・面白かったです。



何もないという贅沢

IMG_1405 k

大阪守口の作業場の2階です。

この写真はだいぶ前のなので、今はもっと植物が増えてます。



個展を終えても仕事は続いています。

有り難い事にいろいろ仕事があるし、個展の時に購入して下さった絵の発送があります。

絵の額が問屋さんから準備出来て来るのが今月半ばなので、それ以降がまた作業てんてこ舞いになりそうな感じです。





私はどうもひと息ついた後になってエネルギー切れになるタイプなのだと思います。

バリバリとあっちこっち飛び回る人みたいには立ち回れません。



個展にものすごくエネルギーを費やしたので、また完全燃焼でエネルギーが切れて来ています。

一週間くらい何もしないで寝転んでいたいくらいです。




寝転んでいても自分の絵がネットを介して売れて行ってくれたらいいなぁと思います。



あ、それから、惜しくも個展に来れなかった方は守口の作業場に来て頂けたら作品の一部を作業場2階に飾るので、観覧や購入も出来るようにしようと思います。


作業場はテレビも冷蔵庫もなくて、2階は時計も無いので、一般社会から抜け出したような緩さを感じる場所です。

カラスがカアカアと鳴いていたり、夕焼け空が窓に滑り込んで来て時を知ると言った感じです。



ま、一応照明や音楽プレーヤーやエアコンはありますが、照明なんかは全てLEDを使っているので電気代も月に約500円程度です。
(エアコンをよく使う真夏と真冬は1500円くらい)

将来的には屋根にソーラー発電なんかを取り付けてみたいとも思います。



ものつくり作業場は古い一軒家なので、多少隙間風とか、時々、え?!なんで?!いつこんな虫が入って来たの?!という虫嫌いにとっては怖い目に遭ったりもするのですが、それ以外は超快適です。

あとシャワーが浴びれるスペースなんかも作れたらいいなぁなんて妄想をしています。



とにかくいろいろ無いという事は発明の父といった感じで、何もないので余計インスピレーションが湧くのが不思議です。






一番今何をしたいのかと考えた所・・・・・


足の延ばせるお風呂にゆっくり入り何もしたくない。


と風呂リストらしい心の声が帰って来ました。





実に日本人的な感覚だと思いました。

シャワーだけではぜんぜん癒されないのです。



頭にタオルを置いて、首までお湯に浸かってはるか遠くの景色を愛でながら

『極楽、極楽』

と言ってみたいのです。





おサルさんかって感じですが、サルもやはり日本に住んでいるので、この温泉大国の魅力を知っているのでしょう。



体をほほぐしたり温めると気の巡りが良くなるし、体が温まるとネガティブ思考が一掃されるので、理にかなっているのです。




レディースプランを活用して、温泉でなくていいので足の延ばせるお風呂のあるホテルか旅館に一泊しようかと考えています。


温泉やお風呂が大好きになったという事は、私はずっと頑張って来たのだと思いました。

体も冷えていて、温める事をして来なかったし。





父にずっとお金にならない仕事と言われ続けて来た美術の仕事をずっと続けて来て、心のトラウマも沢山抱えて来て、ああ、しんどかったです。



でもその心のトラウマが絵に還元されて、見た人の心と響き合ってくれているので、しんどかった心の重荷は光になってくれたようです。



12月は収穫の恵みを密かに祝いのんびりしようと思います。

個展終了

IMG_2968 a

10月30日から11月3日までの期間の個展が終わりました。

お越し頂きました皆様ありがとうございました。


今回は水彩がメインだったので、油絵と比べると大きさが小さく、その結果気が付けば50点制作していて、それをギャラリーの空間にめいっぱい配置しました。

IMG_2922 a

私の油絵を良く知っている人は、水彩を見て拍子抜けした方もおられて、水彩を知っている人は油絵を見て怒りや不安を感じて、いろいろ意見を言って下さいました。


IMG_2966 a

IMG_2934 a

IMG_2931 a

関東からお越し頂いた方も何人かいらして有り難く思いました。

関東から来てくれた写真家の友人が搬出も手伝ってくれて、ギャラリーのオーナーさんにもいろいろ良くして頂いて、無事に終わる事が出来ました。






学生の頃からの変なトラウマで

『美術作品だけを見せるちゃんとしたギャラリーで絵を発表しなさい』

と美術の学校の先生に言われた事や、

『絵なんて人を癒すものでもない』

とか絵描き仲間の言葉を頑なに信じていて、絵は人生を狂わせるものだと思っていた事。



全部が自分にとってはどうでもいい事で、ただ私は思った事を絵で表す事が好きなだけなんだと思いました。

学生の頃からのトラウマを微妙に抱きつつ展示に踏み切ったので、本当は怖かったのです。




でも蓋を開けてみると私の展示を2度も3度も見に来てくれる人が続出してくれて、美術の訳の解らないしがらみなんて絵を描かない人達にいとも簡単に壊してもらえるのだと思い感動しました。



水彩はライトに描けるので楽しかったです。


そしてその水彩制作と並行して、油絵をまたコンペに出すために描いていて、水彩の個展が終わった昨日、コンペ出品作品を運送屋さんが引き取りに来てくれました。

コンペに作品を出す朝、関東から来てくれた写真家の友人がコンペに出す作品と私を撮ってくれました。
IMG_2986 s

こんな風に私は19歳の頃から油絵を描いて来たのです。


周りにいろいろ言われても、何がなんでも絵を描ける生活を選んで来て早20年です。

絵を描ける生活が出来るなら、靴もカバンも洋服もボロボロでも平気だし、女性として母親になって家庭を守るという事も二の次!という気持ちでずっと来ました。

そんなすっぴんの私がこの写真によく出ているなぁと思います。





作品を運送屋さんに託した瞬間、私の意識は琴切れたようになって作業場で眠りました。




個展でまた新たな課題も見つかったし、もっともっと絵を描きたい気持ちが湧いて来ます。

これをきっと呪われた種族と言うのだと思います。





個展に関わって下さったみなさん、ありがとうございました。


個展初日

IMG_2913 ss

今日から私の個展が始まりました。


初日から西宮や神戸や京都や地元大阪から応援の方々がいらして下さり、東京の方からお花が届き、ご近所の大好きなお姉さんからもお花が届き、個展会場がとても華やかになりました。

東京から一時帰阪している音楽家の友人も駆けつけてくれて、私の個展を

『木のダンスや!』

と言ってくれました。





5月にイギリス旅行に行き、イギリスというか世界の現状を目の当たりにし、約半年ずっと木々達の水彩を描いてきました。

この夏は人間が破壊し続けた環境のしっぺ返しが沢山起きました。

大好きなご近所のおばさんが亡くなり、目に見えなくなって会えなくなる事が辛くて仕方ない日々を過ごして、それでも時間は過ぎて行くので絵を描くのも辛い日が続きました。




生きている事と、死んで行く事はセットになっていて、僅かな時間で人間は何を経験して学ぶのか?

事あるごとに考えさせられます。






アイリスカフェの3階ギャラリーの窓から外の木々が見えます。



今日は何故か来る人来る人インドの話をしていました。


5月にイギリス旅行に行った際、同じツアー仲間だった方も今回の個展に来て下さっていて、その方はつい先日までインドに旅行に行っていたとかでインドの話になり、インドは木が多いと言っていて驚きました。

でも環境が劣悪な所も多いので、なんとかしないと木が沢山あっても環境破壊になると言っていました。




空気の循環が上手く成されないと、息も出来なくなるというのに、何故破壊の方へ進むのだろうかと思います。





この私のブログを読んでいる方、あなたは死ぬまでに何をしたいですか?


今が良ければそれでいい、と今の快楽だけを楽しんでいて、また大きな台風や地震が起きて、ハイ、もう災害でペッシャンコ!となって死んでも後悔はないですか?


したい事をしてますか?


アクの強さでごり押ししてませんか?


嘘をついて全てごまかしてませんか?


好きな人に好きと伝えましたか?



本当に欲しいものを見つけましたか?




後悔を残して死んでも持ち越すだけです。




単なる絵描きの個展が何を意味するのかは解りませんが、木の話はどんどん私の所に集まってくるので面白いです。






私は心の琴線に触れる何かを追いかけるタイプの絵描きなので、私の中から木と心と芸術は一生無くならないのです。




この個展が私の新しい一歩になる事を今日感じました。




Appendix

プロフィール

michiko matsuguchi

Author:michiko matsuguchi
絵画的日常生活の日記です

最新記事

最新トラックバック

カレンダー

10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

フリーエリア

カウンター

検索フォーム