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個展一日目

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油絵の個展が始まりました。

個展のオープンの10時から6時まで、個展会場のオーナーさんは不在で私一人の対応です。
お茶くみと接客にテンテコマイな初日でした。

お花が沢山集まって来ました。
遠く九州からも届いて、送ってくださった方の笑顔が浮かび心が温かくなりました。


いつも行く地元のお花屋さんが一番にお花を届けて下さって、配達で忙しいのに絵を見て下さった。
電器屋のご近所の元小学校の先生や昔からのご近所さん、いつも私の展覧会に足を運んで下さる方々、遠方の知人、お料理の先生家族、英語の先生、関東から私のブログを見て来て下さった方、関東在住の画家さん、ギャラリーのご近所さん、趣味で絵を描いている方。

いろんな人が来て下さって、いろんな人がいるんだなぁと思いました。


みなさん、じっくり私の絵を見て下さって、

『絵はなんかようわからへんけど、がんばってるね』

と言ってくれました。



そして夕方、お客さんが途切れた時、じっくり自分で壁に掛けられた絵たちを見ました。

絵たちは、あんなに苦しい環境や気持ちで描いたのに、軽やかで静かでした。



音楽家の友人が春分の日に作った音楽をギャラリーで流していました。

久しぶりに会った彼女の顔は音楽の神様というかインドのシヴァ神みたいになっていて、ものすごい過酷な状況でもご馳走にするという決意があって、実際そのような場所や気持ちで音を紡いでいるのに、音楽は吉野の山の沢山の桜のように澄んだ春の匂いがしました。

折り重なる山々に薄紅の霞。
炎を取り囲んで舞う巫女の鈴の音。




芸術って、作ってる本人は戦車の車輪です。

上に乗っている人を喜ばせる所にまでぐんぐん行かせられて、その上の人が喜んだ時の唄のようなものだなぁと思いました。



一人でギャラリーで絵を見て、自分が描いたのに、自分の絵に一番救われました。





この個展の油絵を描いている時、ずっとRAD WINPSの歌ばかり頭に流れていました。


前前前世、スパークル、なんでもないや。その3曲しか知らないですが。





自分が木の傍にいて、草の上に座って、草の香りを楽しんで背中に感じる大木の幹の向こう側を見て、枝葉に見え隠れする空の色を眺める。


その一連の出来事を描いたのですが、ちゃっかり自分の心情も織り込められていて、面白いなと思いました。




♪まだこの世界は 僕を飼いならしてたいみたいだ
望み通りいいだろう 美しくもがくよ♪


♪君のいない 世界など 夏休みの無い 八月のよう♪


♪君は僕から諦め方を奪い取ったの♪





大切な人を思うような感じでもあり、私の大切な芸術の事を思うような気持ちを歌っています。


君(芸術)はまだ私を飼いならしてたいみたいで
君(芸術)のない世界は夏休みのない八月みたいで
君(芸術)は諦め方を奪い取った




もがく自分を、描いた後は美しいと思えてしまう芸術。



そしてもっと飛んで行きたいと思いました。




私は油絵が無いと世界を楽しめないようです。

もがく姿を美しいと芸術の神さんが言うなら、しゃあないわ・・・って感じです。






隠れていたカギ

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長い間、私は心の悩みを抱えていて、しかも生きるエネルギーが少ない。

中学生の頃からずっとしつこい悩みが心にあって、心療内科、カウンセリング、霊媒師、ヒーラー・・・などなど、ありとあらゆる心の問題を治してくれるものを選んで来ました。


それでも取れない心のトラウマがありました。





『海外に向いてます』


と言われても全く興味がありませんでした。




『なんで向いてるのに、しないの?!』


と周りに思われていたと思いますが、行く気がゼロだからでした。





でも、何故いろんな所で海外に向いていると言われても行く気ゼロだったのか・・・?



それは【行く気の気力が無い】状態だったのだと気付きました。

勧められても動けない、気が進まない、という状態です。



動けない、気が進まない、という気持ちはただ単に怖がりだからという理由ではなかったのだと思いました。

なんでこんなに外に行く気持ちがゼロなのか、周りはホイホイと行っているのに・・・と自分の気持ちと占星術の青写真との狭間で苦しみました。




いつも、行けない、動けない、という所でループになっているのは、自分の心の奥に問題があったのだという事に気付きました。

その答えが、自分のエネルギーが少ない、という事で、誰に言われても海外に行けなかった自分が納得しました。




動けない、出来ない、という事を抱えている人って多いと思います。

『なんで動かないの?!動いたら結果は後から付いてくるから』

とよく言われるでしょう。


私も海外以外なら、よく動く方なので、そう言ってしまいます。

でも、本当の自分の魂からの問題と絡まっている場合は、そこだけ!!それだけが出来ないのよ!!!出来なくてもがいてるのに、周りでヤイヤイ言わないで!!と・・・人には解ってもらえない部分があるので、過食になったり睡眠不足になったりするのです。




動けない時は、動けない気持ちを徹底的に解明しないと、動けないのです。

動けないのね、努力しないのね!なんて思われても、動けないのだから本人にとってはとてもジレンマと焦りと後悔の連続で、挙句の果てには自分はダメ人間だ・・・と思ってしまう始末。




まさに私の海外行きもそれでした。




でも、何度も心をヒーリングしても100%元気になれない・・・という気持ちが限界点に達すると、自分が本当に向かわなければいけない方を探したい気持ちでいっぱいになって、最後の砦にたどり着く事もあるのです。




何度も書きますが、私にとって海外に動けない最大の理由は、動くエネルギーが少ない、という理由だったのです。



『なんや、簡単やんけ?!エネルギーないなら、エネルギーもらいに行けよ!』



と思うでしょう。



でも、玄米が欲しいと思っているのに、白米しか売ってません!みたいな感じでもあるし、エネルギーをもらいに行きたいと思う所がどこなのかも解らない状態で、とにかく迷走していたのです。



そんな時に、海外リーディングをしてもらう事になり 【イギリス】 という国にキーワードが隠されていると知り、イギリスなんて全く行く気ゼロだったけど、ああ、これが取り戻したいものなんだなぁ・・・とボデイーブローのように効いてきました。





そんな感じで、動けない時は動けない理由があるので、まずそこの理由を解明するのがおすすめです。



100人いたら100通りの動けない理由があって、周りの人ではその奥まで踏み込めないので、自分で決意して心の手術をするしかないのだと私は思います。



どうしても行けない、動けない、という気持ちになるものは、心の病のウイルスの症状です。




それにこそアプローチをする時が来たと思って動くと、私みたいにイギリスに取り囲まれます。

ご招待のカードが次々に届くので、さすが不思議の国です。



どうしても無理!!という事がカギなのだと、身を持って知りました。


4月、ギャラリーで絵画教室

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【galleryはな】さんで4月23日(日)に水彩画の教室をします。
午後1時から3時。
子供(高校生まで)2500円、大人3500円
お問合せ ✉ gcxtw365@yahoo.co.jp  📞 09037247337

ものつくり作業場は守口市駅からはちょっと歩くのですが、このギャラリーは駅から歩いて5,6分です。

絵が描けないけど、でも絵が好きだから描いてみたい!という方も、私と一緒に絵を描いてみませんか?
案外下手と思っているのは自分だけかもしれません。



学校の美術は成績を付けますが、教室では成績なんて一切付けないので、のんびり描いてもらえるかなと思います。


私が教室で目指しているのは、ものつくりで生きる力を自分で生み出す事です。




『あ~あ、今日はおもろない日やったけど、なんか道で見たあの花の色、良かったな・・・』

とか、

『スマホで全部済ましてまうけど、なんかこれ、絵に出来たらおもろいかも・・・?』



とか、色や形を表す面白さは子供の時に既に習得していたのに、今は全く・・・という大人が多いと思います。




幼稚園や保育所の時の気持ちを思い出したら、世知辛い大人の社会の張りぼての取り決めに縛られるのがアホらしくなって来ます。



大人の人こそ、お絵かきをしてほしいと思います。


もちろん子供も。




上手く描けなくても良いのです。

要は音を楽しむように、絵を楽しむ事が出来たら良いので。




まる、さんかく、しかく、が描けるのであれば、結構なんでも描けます。


のんびりものつくりをしたいという方、是非お越しください。



サイクルのはやさ

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作業場2階ビフォーアフターです。

昨日個展の油絵作業が終わり、今日は事務的な作業と難波の画材問屋さんに用事で行きました。
街は観光客の人であふれかえっていて、桜の季節になると今度は日本人が桜 桜と桜を求めて出歩くようになります。



油絵作業が終わり、なぜ自分でこんなに疲れる事を選んだのか・・・と昨晩布団の中で思いました。

理由は一つ前のブログに書きましたが、自分じゃない力が働いて動かされたようにも思います。




気が付けば、どんどん周りは加速して、自転車での運転しかしない私はどんどん引き離されているようで怖かったように思います。


私の両親は40年以上同じ所で同じ商売をしています。

でも、今は早く早くどんどんどんどん回っていて、人間関係も入れ替わり立ち代わりのサイクルが早いように思います。
そんなに急いでどうするんだ・・・?と思います。

携帯も2年単位で変えないといけないサイクルだし、美容院に行くと髪を切ってもらう馴染みの美容師さんも2年くらいで店舗を離れて行くし、人込みに行くと流れに乗っかっていないとぶつかるし、女子の流行りの化粧はぜんぜん綺麗に見えないし、流行り廃りのサイクルも早いです。




サボテンなんか40、50年経たないと花が咲かないものもあります。

木なんか何百年何千年と生きます。


人間だけ、生き急いでいるように見えます。





私が持つことになった作業場は、私が使わなかったら取り壊してしまう所でした。

ボロいけどまだまだ使えるお家なのに。



私の実家の前にある何十台と停めれるガレージも、大家さんが売りに出してしまい、あっという間に更地になってしまいました。

近所の公園に昔からあった木も切られて、人工的な遊具がポツンポツンとあるだけです。



空地も全部、建売住宅がひしめき合って趣も何にもないプラスチックみたいな家が立ち並んでいます。

いつ行ってもそこに馴染みのお店がある、とか、顔なじみの人がいるからそこへ行こうとか、そういうものを取っ払って人類は進歩しているなんて私は思えません。


1970年に開かれた万博のテーマは人類の進歩と調和だったらしいですが、岡本太郎さんはそんな進歩なんてしていないじゃないかと言って、古代の神を思い起こさせるような巨大モニュメントを作りました。



いろんなものが早く早く進んでいるけれど、2011年3月11日に起きた震災で電力や人間の作り出したものの無力さを痛感したのだから、電気屋さんを両親は営んでいますが、何故もっとスローな生活をしないのか?と思います。


市販の麺つゆは万能ですが、昆布や煮干しで出汁を取ってお醤油やみりんや黒糖で味付けをしたもので煮炊きをすると本当に優しい味のおかずが出来ます。



ネットでお買い物、郵送で、はい到着、も楽ですが、商店街やお店に行って、売る人と話をしながら買い物をするとおまけがもらえたりします。

父は新しいもの好きですが、私は鰹節も自分で削って使ってみたいと思うタチです。



古い家も修繕しながら使っていきたいと思います。

周りが早すぎて、私は付いて行けないので、やはり自分のペースで行こうと思います。



個展準備が全部終わって個展も終わったら、好きな人と近所の公園で手作りのお弁当を食べてのんびりしたいです。




個展の制作・完了!

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昨日、ようやく個展に出す油絵が完成しました。

11月に個展会場を決めて、作業に入ったのは今年1月からの遅いスタートでした。

16個の真っ白のキャンバスを前に、今年1月から描き始め、昨日描き上げました。




油絵の個展をしようと本気で思ったのは、理由がありました。

見えない声を聞く、心の声を聞く、という事が私の生活で最重要項目になって来たからです。




いろんな人に出会って、出会う人出会う人、その人の姿に自分の課題が映し出されて、とても苦しくて仕方なくなり、自分の生き方を自分流で進める為に、猛烈に変容を促されている感じでした。

2016年の去年は自分の絵の仕事の価格改定をしました。

名刺の絵の制作、1万5千円から、5万円に。
そして新たに人やもの印象を描く絵の仕事、8万円。



私は去年の夏に名刺の絵の制作はもう止めようと悩んでいました。

名刺の絵は、どうも作っていて心がキンキン痛むのです。
それはデザインの仕事と泥臭い絵描きの仕事のギャップから来るものでした。


デザインと絵描きの間でもがき苦しんで、もう止めようと思った時、友人に会い、その友人に

『名刺の絵を描いて下さい!値段が上がっても構わない!』

と嘘みたいな依頼をされて驚き、その友人の熱の勢いに負けて、絵を止めるのを止めて、値段改定となり存続しました。




そして、仕事の名刺は持てないけど、自分の絵や家族の絵を描いて欲しいという依頼がいろいろ来るようになった事もあって、私らしいやり方でそれをするなら印象画だと思い、印象画を制作しますと公表するとすぐに依頼が来て、これにも驚きました。



スーパーで食材を吟味しながらものを購入する生活の中で、8万円は高額です。

私なんかお財布に一万円が入っている時はかなりリッチだと思うタチで、カフェでお茶をする事も贅沢で、自分の地元のよく行くおフランス風カフェも、本当に疲れた時に行くと決めています。

大阪はフリーマーケットで300円の品物でも半額にしろと値切る土地柄です。
どれだけ自分が値切れたかを自慢するアホな気質を持っている人の多い場所です。


そんな大阪で、私の値段の付けたものを是非!と言って下さる方がいて、私は印象画の制作をしてものすごい幸せを感じました。

と同時に、今まで美術の学校を出て来てあれこれと紆余曲折しながらも制作してきた自分が報われたと感じました。



『絵描きなんて売れないし金を食ってしまうだけのごく潰しだ!』

と自分の絵を描く質をギュウッっと丸めて縮こませて心の奥にしまい込んでいたのです。



それが依頼してくれた方のお陰で、どれだけ救われたか・・・


名刺の絵の依頼も、印象画の依頼も、自分にとってはミラクルな出来事でした。





そして、個展をすると決めて準備を進めていたら、今度は

『関東に住んでいるのですが、個展に行きたいのでDMが欲しいです』


との声があり、また腰が抜けそうになりました。


誰か何かの繋がりではなく、私のブログを偶然に見つけて、ずっと読んで下さっていた方がいたなんて、そして個展にまで足を運びたいと思って下さったなんて・・・



いつもいつもワガママに己の欲するままに本音を書いているだけなのに、何故みんなこんなに暖かい反応をくれるのか・・・と思いました。



なので、やはり自分の生き方を自分で構築しても良いのだと思ったし、人のやり方や既存のルールでは自分は息苦しくなるのだと思いました。



私は人を幸せにしたいとか、社会でのお役目を果たしたいとか、善良な方々が言うような事は言えないのです。

絵描きは光だけではなく闇も見るので、けっこうぐちゃぐちゃなカオスのような性格なのです。


人と同じことをするのが嫌いだし、良い事を勧められても自分が嫌だと思ったらしないし。



でも、そんな性格が幼い頃からあったので、生き辛い事が多々あったのですが、周りにたとえ嫌われても本当の声を出すと心から生きて来て良かった・・・と思える事に気付き、ああ、それならこの心の声を聞くという油絵を描こうと思いました。



ごく近しい人も本音を出せずにもがいていて、大人と子供の狭間で苦しんでいたので、まるで私のようだと思い、その人の事も思いつつ描きました。



見えるものと見えないものとの共存。

見えない声を聞くための静けさ。


望めば誰にでも開かれている本音を知る扉のような場所。





言葉にすると簡単に文字で打ち込めますが、それを絵画にするとものすごく大変でした。


正直まだまだ描き足りない。




ま、だから死ぬまで描き続けるのだと思います。




絵描きさんって、ぐちゃぐちゃなのです、精神が。

でもそのぐちゃぐちゃが絵には好都合なのです。



性格悪い人でも良い絵を描くんです。

だからヘンテコなカテゴリーの学問です、絵画は。




自分を整えて行く作業がこんなに大変だとは思わなかったですが、変容なのでしかたないです。

自分流に生きる為に、人とは違う意見を言って呆れられても平気に成る為に、変容を促されたと思います。





自分が嫌だな・・・と思う生き方や人って、自分の見たくない自分だったわけで、そうはなりたくないから必死でブログやインスタで叫んで、反発のエネルギーも飛んで来ましたが、その人や生き方も数あるエネルギーの違いとして私は認識したいと思ったので、吠えていたのだと思いました。



ま、小難しい考えなんて腹の足しにもならないので、とりあえず個展にお越しください。



変容はまだまだ続きますが・・・


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michiko matsuguchi

Author:michiko matsuguchi
絵画的日常生活の日記です

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