FC2ブログ

Latest Entries

311のBIRTHDAY

IMG_4778a.jpg

今日は3月11日。

私の40回目の誕生日でした。




世間ではすっかり震災の日となり、3月11日が誕生日ですと言うと

『ああ・・・震災の日・・・』


と言われてしまうのが、どうもなんとも言えない気持ちです。





その誕生日の前祝いを、同じ生年月日の友人としたり、髪を切りに美容院に行くと3月11日生まれの人に2人も会い、世の中こんなに3月11日生まれがいるのかぁ・・・と思いました。





今日の誕生日を迎えるまで、結構心の中ではもがいていました。

親戚の男の子にはしょっちゅう

『40歳になったら女は終わりだ』

とか言われていたし、世間の女性の歳に対する冷たい眼差しを真っ向から受けて行くのか・・・と思うと自由人の私でもさすがに落ち込んでいました。





結婚もしていない、彼氏もいない、ただ芸術だけを続けてきた私は、世の中の一般的な女性たちと同じような華やかな女性としての花を経験してもいない、と思うと急に悲しくなってきたりして、寝付けない日々を過ごしていました。


【絵描きになんてならなければ良かった】

【絵描きの運命の下に良まれたのは最悪だ】


という気持ちも溢れて来て、何故自分が女として生まれて来たのかも解らなくなりました。





でもそのあがきや不安も、いざ誕生日を迎えるとスーッと消えて行きました。



【40年続けてこられた事があった】

【人が出来ない生き方が出来ている】

と思えて来て、自分が生まれた3月11日の午前0時54分にやっと眠れました。





自分が美術を続けていなければ出会えなかった人たちがいっぱいいて、10代の心の闇で自殺をしていたら40にもなっていない。

重い課題を沢山私に課せて来た美術は、それと同時に誰もが出来る事ではない事も経験させてくれているのです。





なので、やはり改めて美術に生かされている事を思う誕生日となりました。






Happy Birthday ! 私 !





Tokyo days

IMG_9036 a

こないだの連休、東京へ行ってきました。

イギリスのウェールズに木を植える提案をして下さった方が、東京に一時帰国しているので、それに合わせて会いに行きました。

地球の裏側に居る人でも、会おうと思えば会える機会が訪れるのだと思いました。


面と向かって木を植える件のお礼が言えたので、大満足でした。




その東京行きをいきなり今月になって決めた際、

『ああ、そういえば岡本太郎記念館にまだ行ってない!!』

と思い、無理やり岡本太郎記念館に行くスケジュールも組みました。





でも連休の初日は日本列島の大寒波で、9日は都市の交通大打撃でした。

しかし何故か10日から飛行機で行こうと決断したのです。

そしたら10日の朝から関西も関東も晴れて雪の影響なくフライトできました。



我ながら自分の直観にあっぱれ!という感じです。




早朝に関空を飛び立って成田に着くと、うっすら世界は雪化粧で、9日の天候の影響を知りました。


その成田から、憧れの人がいる南青山まで直行しました。

その人の生きていた場所に行けるなんて感動以外の何ものでもない。

嬉しすぎて体が打ち震えてきました。



表参道の駅で降りて街を歩くと、日曜なだけあって人が沢山いました。

でも大阪みたいにガヤガヤしていないので、さすが関東だ!と思いました。

ブランド品の専門店などの建物のある街角を歩き、ついに大好きな人の家に辿り付きました。


IMG_4341 1

岡本太郎さんが住んでいた家がそのまま記念館になっているのです。


IMG_4390 1

庭には沢山のオブジェがありました。

IMG_4407 1

中に入ると太郎さんの等身大の人形がありました。
(意外と太郎さんは背が小さかったのだと思いました。)




そして太郎さんのアトリエに向かうと・・・


IMG_4374 8

パーキンソン病で亡くなる寸前までこのアトリエで作業していたであろうと思われる空気がありありとしていて、私はジワリと涙がこみ上げてきました。

そして足が動かなくなりずっと立ち止まったまま、このアトリエを眺めていました。





こんなに感動する事が世の中にあるだろうか・・・?と思うくらい、私はこのアトリエで感動していました。

生きて来て良かったと思えるくらいの感動です。





思い返せば中学生の時に、生きる意味が解らなくなり死のうとしたけれど、今この中学生の自分が感じている苦しみを誰かに解ってもらえるまでは絶対死ねない!!と思い自分を奮い立たせてなんとか生きる事を選びました。

当時の自分の周りには私の気持ちを解ってくれる人なんていなくて、突然の心の虚無に襲われた私は何か見えないものが私の手を引いてなんとか私を生かせてくれたように思います。




そして高校2年生の冬、自宅でテレビを見ていたら画面の上にテロップが出て

『訃報・岡本太郎』

という文字を見た瞬間、画面が切り替わり岡本太郎さんの油絵がドシンっと心に投げつけられて来たのです。


そこから私の【本格的に芸術の道に行く覚悟】が決まりました。

岡本太郎さんが私の芸術の師と勝手に思い、彼の事を調べまくりました。


高校3年になって一番大事な時期に学校に行かず朝から晩まで絵を描いていて、担任の先生やクラスの友人があと少し休むと留年するという事を教えにわざわざ家にまで来てくれて、しぶしぶ高校に戻って、先生や友人の助けを借り、高校をギリギリで卒業しました。




大学受験の時、小論文のテーマを試験場で見た時、驚きました。

『岡本太郎について述べよ』



こんなに人生はタイミングよく出来ているのか・・・?と思い、試験用紙の表と裏にまで岡本太郎さんの事を書きました。




そんな私の人生では無くてはならない岡本太郎さんの家に足を踏み入れる事が出来て、長い長い苦しみの道がひと段落着いたように思えました。



13,4歳の女の子にいきなり生きる意味の奥深さを知るように!!と命令してきた運命というか神様を私はずっと憎んでいました。

何故人間は生きているかなんて、部活や恋愛などを楽しむ中学生に解るわけありません。

いい年した大人でも解らないでしょう。





ずっと重たい問題を背負わされてきた私は、今なら解ります。

何故生きているのか?




それは自分をめいっぱい生かす為です。



いろんな人がそれぞれの内に見出す答えなので、私の長い苦しみの結果の答えが正しいとは思いません。




でも自分がようやく見つけたその答えを、誰よりも岡本太郎さんが一番祝福してくれているように思えました。


『辛かっただろう・・・でもそれが生きるという事だ。笑って次へ進め』

と言われたように思いました。







私は自分の運命と戦わない人が苦手です。

自分で解決しないといけないのに、人やモノに難癖付けて保身に回る。




私は今現在も動いて戦っているので、生きて来て良かったと思える瞬間に立ち会えています。

本当の死を迎えるまで何が出来るか解りませんが、自分の出来る事をめいっぱいして行きたいと思います。




ネットショップや絵画工作教室

IMG_4287 k

私は絵描きをやっております。

そしてネットショップで絵やポストカードの販売もしています。



matsu shop



IMG_4027 a

IMG_4217 a

IMG_4216 a

IMG_4213 f

IMG_5992aaa.jpg




その他、絵の事で何かご相談のある方は、絵描きの私にどうぞご相談ください。

地元の古民家を自分でプチリノベーションしてアトリエ兼絵画工作教室もしております。



ものつくり作業場





フットワーク軽く、どこにも所属していない超フリーな絵描きです。

絵画工作教室も、ご希望あれば出張に出向きます。
(その際は交通費等を加算させて頂きます。)



パソコン画面ばかり見てないで、実際の絵を手に取って頂きたいです。

実物は言葉に表せないものを孕んでいるからです。




記憶の断片を思い出したり、知らなかった自分を知る手掛かりになるかもしれないです。





今年も松口美智子をどうぞよろしくお願いいたします。



心と体のだるさ

IMG_4141 0

こないだ久しぶりに近所の公園に行きました。

大きな公園なので乗馬苑もあり、その観覧席が高台っぽくなっているので、そこが私のお気に入りスポットです。



さえぎるものが何もない大きな空があり、ルーブル美術館で見たルーベンスの巨大絵画のようなダイナミックな雲が流れています。




去年の秋に地元で個展をしてからどうも一向に制作意欲が湧かず、作業場の教室予約が殆どないので家の電気屋の手伝いや家事や母への親孝行で1月が終わりました。

意欲が無い時は全く仕事が入らないので、まさに心が世界に反映しています。




何を食べても、面白いテレビも見ても、人に会っても、一向に制作意欲が湧かず思考停止状態です。

海が凪いでいるような、無風状態では船は動きません。





そんな中、年末に地元の整体師さんの所に行くと、とても体が緩んで温泉に入ったかのようでした。

いろんな人達がよくマッサージや整体に行く理由が解りました。



なのでまた1月も整体師さんの所に行って温泉気分を味わって、そのあと作業場でお昼寝をする事が何より疲れの取れる事だと解りました。


世の中のバリバリ働いている人みたいに仕事をしている訳ではないのに、私は疲れやすくてその疲れが慢性化していて、体は重いのが普通なのだと思っていたので、地元にオアシスを見つけれた事は何より嬉しいと思いました。



整体をしてもらった後、作業場の2階の部屋のコタツに潜り込み頭だけ出して仰向けに寝っ転がると、体の重さを感じないくらい軽くて体が温かくて、耳も目も鼻も第六感も研ぎ澄まされて千里離れた所のものさえも感知出来そうな気持になります。

どれだけ自分の体は重かったのか・・・と思いました。





ただ一向に制作意欲が湧いて来ないし、何かをしようという気が起きないので停止状態なのです。


作業場の環境は抜群に良くて、外の騒音が一切聞こえないし、鳥が鳴くと夕刻を知る、といった感じで情報機器が無く隔離病棟か何かのようにも思えます。




自分がこれからまた動くための休息をしているのだと思います。

いままで関わって来たものから全て切り離して、今年からまた新たに出来事や新しい人に関わって行くのだと思います。


ネットで調べると、この時期は冬の土用と言うらしいですが、それだけではない何か相当魂に溜まったものがデトックスを欲しているような感じです。





今まで知らなかったものと関わって、化学反応を沢山心に起こして行くのだと思います。

見えないものの声を絵にして行く生活を堂々として行きたいので、変化は恐れません。




音楽や美術が自分の足になってくれて、音楽や美術をしている人達を関われて幸せです。

目や耳や心が喜ぶ絵や音を、もっとクリアに知るために体のメンテナンスは必要です。




節分までにはメンテナンスを終えていたいです。




そして派手に動いてみたいです。

すぐ側

IMG_3358 k

今日スーパーに行く途中、自転車で信号待ちをしていたら、後ろからおじさんに道を尋ねられました。

『○○公園はどこですか?』

と。




○○公園は今私が通って来た道の途中で、止まっていた信号からは目と鼻の先でした。


私は振り返りながら

『○○公園はすぐそこですよ、もう入り口があそこに見えていますよ』

と公園の方を指さしながら言いました。


するとおじさんは驚いてもと来た道を引っ返して行きました。






私は・・・・

『おじさん、誰が見ても解る大きな公園で、その前を自分で通って来ているのに、解らないなんてアホちゃうか・・・?

目的地が見えてるのに素通りしてるやん・・・』

と失礼ではありますが思ってしまいました。




変なおじさんに会ったなぁ・・・と思いまたスーパーに行くために自転車を漕ぐと、いきなり頭の中に ピカリ っと何かが光りました。

頭の中にのみに光ったものなので、これは俗にいう直観というものです。




ピカリっと直観の閃光が走った後に私の頭に流れてきた言葉は・・・

『それは貴方の姿』

という言葉でした。




その瞬間、世界が一瞬止まったような気がしました。



物凄い速さで脳内の物質があちこち繋がり、心の中のものもバチバチっとつながり、おじさんの姿を私に見せて、今の私の状況を世界は伝えてくれていたのだ・・・?!と腑に落ちました。




目的地が見えてるのに、素通り。



ある事実が目の前に現れているのに、それを信じなかったり大切に思わなかったり右往左往していたのです。




一見どうしようもないと思われる状況でも、他の人から見るとなんてラッキーなんだ!とか、自分とはまったく異なる意見を言われたりして、自分の考えではすんなり素直に認める事が出来ない事がいろいろあるものです。

『なぜ?!どうして?!一体この出来事にどんな意味があるの?』

とか、本当は解っているくせに

『この状況、どういう意味なんですか?!』

と周りに意見ばかり求めてしまったりする事が誰しもあると思います。




大切な出来事に出会ったのに素通り。
大切な人に出会ったのに素通り。



それは世界を正しく見ていない事の表れで、自分の思い込みや自信の無さや起こる事全てを信じていないからなのだと思いました。


運命の紐を辿って行けば、芋蔓式にキーワードが点在しているし、自分はそのキーワードを見ていたのに気にも留めていなかったのです。




そういう感じで、自分の運命を作り出してくれている現実に目を背けている事が大人になるとものすごくあり、意味ばかりを求めて、心で掴んでいるものを信じないという事が起きます。


・・・これを読んで耳が痛いと思っている人多いでしょう・・・。




直観を無視して、いつまでも天の神様に

『この出来事はどんな意味があるのですか?』


と言っていると、せっかくのチャンスも取り逃がしてしまいます。





寒いせいで、思考能力が低下したり自分の直観を真っすぐに信じていなかった自分に反省です。

チャンスを逃したら、自分で死に物狂いでチャンスの船まで泳いで行かないといけないのです。



自分の周りに何があるのか?

知っているようで知らない事が多いので、やはり事実は面白いです。

小説より奇なり。




Appendix

プロフィール

michiko matsuguchi

Author:michiko matsuguchi
絵画的日常生活の日記です

最新トラックバック

カレンダー

02 | 2019/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

フリーエリア

カウンター

検索フォーム